今年も「浴衣はいつから着れるの?」というご質問を頂きました。
かつては、7月の初め頃からゆかたを着始める人が
多かったのですが、今は雑誌などで
【5月15日から京都で行われる葵祭は浴衣で】や、
【5月中旬から浴衣を着よう!】という特集も見かけるようになり、以前より早めに5月中旬から浴衣を着る人も増えてきました。
しかし、伝統の衣替え通りだと、一般的には7月の初め頃から8月いっぱいの盛夏と呼ばれる時期に浴衣を着ます。
和服に詳しい方や伝統を重んじる方は
「5月、6月にゆかた!?」と驚かれる方もいらっしゃるので
誰と一緒に出かけるか、でかける場所、また気候・体調などを
考えて判断して下さい。
夏の絽の着物・帯
毎年夏には、人気の着物雑誌「美しい着物」で、「夏の着物のルール」として夏の着物の装いの決まり事を表にしたものが掲載されます。
これを見ると、夏物の時期やしきたりは、毎年少しずつ変化しています。5月・6月から暑くなってきているので、夏の着物の着用時期が長くなってきています。
小物のあわせ方もずいぶんと変わってきています。
最近は、気候に合わせて着る人に優しく、着物の伝統も変化して行っているな~と感じます。
夏の着物の着用時期の変化も、いつかブログで紹介できたらと思っています。
もうしばらくお待ち下さい。
※お茶会など、伝統を重んじる場所では昔の暦通りのところも多く、地方により異なる場合もありますので、臨機応変に対応して下さい。
浴衣の着用時期がわかって、着ていく日が決まったら、楽しい浴衣のコーディネートが始まります。何を合わせようか・・この時間が楽しいですね。
浴衣バッグ・女性下駄・うちわいつもの浴衣をイメージを変えるには小物をプラスするのがお薦めです。
去年の浴衣でも小物のコーディネートを変えるだけで,イメージががらりと変わります。
浴衣のコーディネートをできあがりを左右する、下駄や巾着、半幅帯。
お手持ちのものと一つ変えるだけでもイメージが変わります。
2021年令和三年
昨年に引き続き新型コロナウィルス流行の為
新年早々から特定の都府県ではありますが
緊急事態宣言が発令され観光客は減少。
成人式も延期や中止の発表があり厳しい年明けとなりました。
皆様の健康と安全が大切ですので仕方がありません。
コロナウィルスの1日も早い収束を祈るばかりです。
コロナウィルスを広めない為に私たちに出来ること。
対策として、入口での除菌、マスクの着用、店内除菌、空気清浄機の可動、加湿、換気を徹底し感染予防に努めつつ営業して参ります。
身近な場所でも着物を着ると非日常を感じて頂けます。
着物の楽しさをお伝えしていきたい。そして地域に貢献していける様に努力して参ります。
今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様のお越しをお待ちしております。